RUNだむ日記【Returns!】

RUNだむ日記は、2012年にサービス終了した北国tv.でのブログ。新作は、RUNだむ日記【+Plus!!】で。

風が……?

買物の帰り道に、車で札幌西岡図書館の近くを通ったとき、ふと、こうめさんがブログに書いていた、箱根駅伝が題材の小説のことを思い出した。そうだ、図書館で借りることにしよう。

ところが、久し振りにカミさんと館内に入り、さて本を探そうと思ったら、なんと肝心な本のタイトルを忘れていることに気がついた。しかし表紙のタイトルを見れば間違いなく思い出すはず。たしかまだ新しい本だからと新刊コーナーを覗いてみたが、やはり人気があるのか見当たらない。

そこでコンピュータで検索することにした。が、タイトルが分からないので著者名で検索しようとしたものの、その著者の名前すら思い出せない。思いきり図書館でアルツハイマった僕であった。
ところが検索システムはとてもよくできていた。なんとタイトルの一部の単語でも検索できるのである。知らなかった。

たしか「風」という文字がタイトルの中にあったような気がする。
「風が…どうした」とか「風は…なんだ」とか「風と…なんか」とか。そこで「風」で検索をかける。すると1000以上の本がひっかってしまった。しかし根気よく調べればなんとかなりそうな気もしたので、チェックしていくと意外に早く見つけることができた。

そうそう、コレコレ。「風が強く吹いている」(三浦しをん著)だった。もっとも見つけたのはいいけれど、予約待ちは200以上あった。係の方に聞くと早くて半年以上先でしょうね、と言う。まあ当面読む本は17冊あるので別にかまわない。お願いしますと予約カードを提出してきた。

札幌市図書館のホームページで予約ベスト50を見てみると、この本は17位だった。ちなみにベストワンは「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」(リリー・フランキー著)。23・33・34位には「一瞬の風になれ1・2・3」(佐藤多佳子著)がランクインされていた。



さて、今日は一日雪マークで、外ランは無理っぽいなあと半分諦めていた。豊平体育館の予定表を見ると、大会が入っていてランニングデッキが使えない。清田体育館まで行くかどうするか迷って窓から外を眺めていたら、雪が止んだ。目の前の小学校の旗はぷるぷると震え、風はけっこう強いようだが、なんとか走れそうな気がする。すぐに着替えて出発した。

国道36号線を千歳方面へ。風はあるが追い風なので快調だ。約5キロ走って左折する。清田体育館の前の厚別中央通をひたすら下る。追い風とサヨナラしてからは、横風と向かい「風が強く吹いている」。
このあたりからマスクをしたのだが、吐く息がマスクの上部から洩れ、サングラスを曇らせる。前が見えない。仕方がないので、マスクから鼻だけ露出して走る。そうするとサングラスは曇らない。が、鼻が冷たい。悩んだあげくサングラスを外して走った。

ジャスコ」「平岡公園」を通過。歩道は除雪されているところはあまりなく、ラッセルに近いコンディションが多い。さすがのスノーターサーもシューズの中が冷たくなってきた。274号線で左折。「たまゆら厚別店」付近から白石サイクリングロードに入り、東札幌方面へ戻る。途中カミさんに電話して、風呂を沸かしてくれるよう頼み、向ヶ丘通を札幌ドーム方面へと上りようやくゴールした。
1時間50分、15.5キロのランだったけれど、心身ともに20キロ以上の負荷のあるランとなった。