RUNだむ日記【Returns!】

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エルムハマネク

その敷地内が北海道マラソンの新コースとなった大学に、次男が合格した。

今朝9時前から、家族が家中のパソコン3台の前に陣取り、試験結果を発表する大学サイトに接続していたが、長男が一番早く番号を見つけた。
僕のMacでもその合格者名簿を開いてみると、たしかに次男の受験番号があった。
第一志望は工学部だったので、まずAO入試(論文と面接とセンター試験)で受験したが、こちらは残念ながら不合格だった。しかし、気を取り直して挑んだその後の一般入試の前期で水産学部を受験し、これが見事合格となったのである。

次男は試験を終えて帰宅したときには「難しかった。絶対無理。合格率2%」と肩を落としていて、親のほうもほぼ諦めていたのだ。それだけに、弘前大に合格した長男のときも涙が出るほど嬉しかったが、今日も言葉にならないくらい嬉しい。家中が「やった!」「やったー!」の嵐で、長男も弟の合格を我がことのように喜び、そっと目頭を押さえていた。(うーむ、ドラマのようだ!)

なにしろ次男も予備校には行かず(親が貧乏だから)、高校の講習と自宅学習だけでの合格。小学校2年から始めて、昨年夏の部活引退まで、厳しい練習や試合で鍛えたバスケでの集中力が活かされたのだと思う。親バカを承知でいうと、本当に勉強しているときの集中力はすごかったようだ。「ようだ」というのは、僕はほとんど息子の勉強に口を出すことはないからだ。様子を見に行くこともないし、勉強しろといったこともほとんどないからである。まったく、勉強と努力嫌いの父に似ず、カミさんに似てくれて本当に良かった。

水産学部は2年になると函館キャンパスでの生活になる。亡くなった函館の祖父や祖母がもしもまだ生きていてくれたら、どんなに孫の合格を喜んでくれただろうか。

我が家に、春はきた。
あとは僕の足の復活はまだか、といったところか。
走ってないので股関節のほうは普通の状態に近いくらい回復したと思うが、足首と脛は今も楽しく走れる状態ではない。
ブログもジョグノートもほったらかしで、走ってもいなければ、筋トレをしているわけでもなく、ほぼ仕事だけの日々。
幸か不幸か、仕事は忙しいのがまだ1ヶ月くらい続く。
しかし、もちろん走りたい気持ちは押さえきれないほどあるので、遠からずランは再開できると信じている。
8月の最後の日曜日、息子の通う構内を最高に楽しく走るためにもね。