伊達ハーフ 抜いて抜かれて 置いてかれ
今季初レースである昨日の「伊達ハーフマラソン」は、自己ベスト記録を3年ぶりに更新することができた。ただ、それが「ものすごーくウレシイ」のかというと、なぜかそうでもない。
それにはいくつかの理由があって、ひとつはこのレースの目標を「100分切り」に設定していたからである。
そんなに大袈裟なものではないが、この冬はそれまでの冬に比べると、若干中味の濃いトレーニングができたのだ。「濃い」といってもたいしたことはない。1日でもいいから平日にランニング(ほとんどは帰宅ラン)する日を設けたのである。これによって土日の週末ランと合わせ、週3日走るようになった。さらに、走るときはマジメに走ることにしたのである。これはつまり、チンタラのんびり走ることをできるだけやめたことをいう。スピード(といっても冬だから、あるいはハードワーク)を意識するのか、持久力を意識するのか考えるようにしたのだ。春が近くなって鼻炎アレルギーのせいか二度も風邪をひいてしまい、それらをパーフェクトには実行できなかったのだが。
もうひとつの理由は、自己ベストといっても1時間43分41秒と、3年前の「みどりさわやかマラソン」での1時間43分56秒をたった15秒更新したに過ぎないからである。更新には違いないのだが、ちょっともの足りないのが本音だ。
さらにもうひとつ決定的なのが、おおひろさんとの終盤の闘いに負けたことである。スタート後、先行していた彼女に数キロで追いつき追い抜いた。しかしトンネルの上りでペースを落としてしまい、何となく走っていたところをやすさんと一緒に追いつかれたのだ。目が覚めた僕は必死に追いつきまた先に出る。ところが少し走ると、やすさんとおおひろさんは、また追いつき追い越していった。というよりも、僕が一人でペースを上げたり下げたりしていただけのような気がする。彼と彼女は、多分イーブンペースでたんたんと走っていたのではないだろうか。最後の2kmくらいで追い抜かれたあとは、二人の背中を見失わないくらいの距離ではいたが、結局もう一度追いつくだけのパワー、あるいはエネルギーはなかった。
だが、二人が追いついてきてくれなかったら確実にタイムはもっと悪かったと思う。多分45分くらいの平凡なものだったろう。つまり、自己ベストどころではなかったのだ。そう考えると、この記録更新は二人のおかげだと言える。感謝しなければいけない。
まあ、グダグダ言うのはこれくらいにしておこう。シーズン初戦で自己ベスト更新は事実なんだし、このあとのいくつかのフルマラソンにむけてベターなスタートをきれたのだ。「ちょこっとウレシイ」自己ベスト、としておこう。
そんなわけで、いちおうは自己ベストだし、記録しておくことにした。
01Km/4:31 02Km/4:35 03Km/4:43
04Km/4:56 05Km/4:50 06Km/4:49
07Km/4:50 08Km/4:59 09Km/5:09
10Km/4:51 11Km/5:07 12Km/5:42
13Km/5:17 14Km/5:02 15Km/5:04
16Km/4:50 17Km/4:56 18Km/4:29
19Km/4:51 20Km/4:51 21Km/4:42
GOAL/0:26 TOTAL/1:43:41