RUNだむ日記【Returns!】

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東京国際女子マラソンとさよならマラソン

いやあ、まいった。高橋尚子。Qちゃん。
今日は、東京国際女子マラソンアジア競技大会(2006年12月)の代表選考会を兼ねて行われた。
前日の記者会見では、右のふくらはぎとその外側、太もも裏側の3カ所が軽い肉離れで「筋膜炎症」と診断された、と走る前に言い訳をしていたのだ。
それを見て、高橋らしくないなぁとカミさんと、話をしていたのだった。

それでも結果はともかく、Qちゃんが出場するからには、復活レースはぜひ見たくて、家の用事をできるだけスムーズに片づけ(といっても僕の冬用の靴を買ったりしたのだけれど/ラン用ではないよ念のため)、なんとか10キロ過ぎからテレビの前に座ることができた。
ペースメーカー二人を先頭に、10人くらいがトップグループで、その中にQちゃんを見つけとりあえずホッとする。
やがてそのトップグループから一人ずつ遅れていき、ペースメーカーも抜け、25キロを超えてからはバルシュナイテ、アレムと3人の争いとなった。
前日の言い訳も脳裏にちらつくが、そんな痛みを抱えているような走りにはとても見えない。
そしてこのあとの展開はどうなるんだろうと思っていると、なんと36キロの手前から、予想外のスパートをQちゃんがかけたのだった。それはバルシュナイテもアレムも意表をつかれるスパートだったのではないだろうか。
この後に上り坂があるので、そこが勝負の駆け引きになるだろう、と二人も見ている僕らもなんとなく考えていたに違いない。
しかも給水所では給水せずさらにその差を広げ、結局最後は独走での復活ゴールとなったのだ。
それにしても、Qちゃんカッコ良すぎるよ。

3時過ぎから僕もランニングをした。
国道36号線を千歳方面へと走ったが、歩道の路面状態は場所によってコンディションがまったく違い、完走路面からグショグショ路面、落ち葉路面、半分アイスバーン路面と変わり、快適なランにはほど遠かった。
それでも前半6キロは37分。
折り返し後は「左腿裏に軽い肉離れ」を感じたものの、31分とビルドアップ。
みごと12キロを完走したのだった。

ところで、ちょうど昼過ぎに豊平川沿いの道路を車で走っていると、何やら河川敷でモノ好きがマラソン大会なんぞで走っていたようだ。
もしかしなくても「さっぽろさよならマラソン」だ。
知り合いも多く出場しているのだが、残念ながら応援する時間的余裕はなかった。
しかし、ちょうど信号待ちで大会の様子を眺めていると、黒いウエアの上に、なんだか見かけたことのある「黄色いランシャツ」を重ね着したランナーがいる。
遠目でよく分からないがその走り方にどーも見覚えが…。
ん…?あれ…?
思わず助手席のカミさんに「あっ、Ogamanさんだー!」と叫んでいた。
たしか、来るとか来ないとか言っていたと思うが…。
確認はできてないけど、きっとそうだったと思う。
そんなわけで、ご参加のさよならランナーのみなさん、お疲れさまでした〜。