RUNだむ日記【Returns!】

RUNだむ日記は、2012年にサービス終了した北国tv.でのブログ。新作は、RUNだむ日記【+Plus!!】で。

「夕涼み」か「駒苫」かそれがモンダイだ

昨年は雨・雷でエラい目にあった「夕涼みマラソン」。
今年は昨年よりはずっとましなコンディションだった。

昨夜函館から帰ったばかりで、疲労がたまっていたのか、朝はスッキリとは起きられなかった。
片づけきれなかった荷物を整理し、準決勝を勝ち抜いた駒苫の新聞記事やTVのニュースを見ながら午後2時からの「夕涼みマラソン」の準備をする。

しかし外は雨。一瞬、雷も光ったような…。
しかも午後1時からは、駒苫vs 京都外大西の決勝戦だ。
よほどDNSしようかと思ったが、この夏の、いや今年の、いや人生の一大事(?)、「北海道マラソン」まではあと1週間なのだ。今日の10キロレースも「道マラ完走」のためには欠かせない重要なトレーニングを兼ねたレース。3分ほど悩んだ結果、涙を呑んで(?)出場を決意した。

しかし野球も気になる。これは仕方がない。
幸い今日の会場は豊平川河川敷。札幌ドーム至近の我が家からは、チャリで行けばもっともかかる時間が少ない。というわけで小雨の中、愛車をこぎだしたのだった。当然野球が気になるから、イヤホンでラジオを聞きながらひたすら国道36号線を札幌市街方面へと急いだ。

会場につき、こうめさんとichanさん、そうらんさんを見つけ、近くで着替えを済ませる。
昨年はハーフでのエントリーだったが今年は10キロ。
今日のテーマはもちろん、「道マラ」ペースよりも速めのキロ5分ないしそれを少し切るくらい…つまり10キロを45~50分で走ること。

ギリギリまでラジオを聞いていたので、スタートラインに並んだのは決して早くはなかったけれど、割と前の方でスタートすることができた。「キロ5分」と言っていたこうめさんと同じところからのスタートだったので、とりあえず付いていく。

たぶん5分よりも少し速いだろうなといったペースで序盤は入った。まあ予定通りだ。
これ以上は望めないというベストなペースメーカーが目の前にいるので、そのまま少し後ろを付いていくことにした。ま、いわゆる「コバンザメ」作戦といってもいいかも。
力のないランナーが結果を出すには確実なペースメーカーにつくのが一番だ。
実際、途中開き始めた距離はこうめさんがペースをあげたわけではなく、自分のペースが少し落ちているからだと気がつき、鼻息一つふんばって食らいついたのだった。

ハーフ出場で先にスタートしたそうらんさん、ichanさん、yagiさんとエールの交換やハイタッチ。コースにところどころ溜まった水たまりは、若干走りにくかったが、5キロの折り返しは23分40秒くらい(?)。上出来だ。速すぎるくらいだ。

復路の残り3キロくらいから、こうめさんを追い抜いてペースアップした(つもり)。
昨日の「函館二十間坂坂道ダッシュ」の成果か、この鍛練も「道マラ」の関門超えに役立つかもしれぬ。そして結局47分14秒(手元)でフィニッシュした。結果的には往復ともほぼイーブンのペースで走れた。(もちろん気分的には後半がんばったつもりなのだが…)ゴールして確認すると、野球の方も駒苫が5-3で決勝を制し、57年ぶりという夏連覇の偉業を達成していた。ん~、サイコーだぁ!!

気分良くチャリをこいで帰ったよ。